賃貸物件を探していると、床下収納のついた物件を見かけることがあります。
賃貸物件を検討するにあたり、床下収納の有無で迷っている方もいらっしゃることでしょう。
そこで今回は、床下収納のメリット・デメリットや、手入れ方法について解説します。
賃貸物件の床下収納のメリット・デメリットをチェック
床下収納のメリットは、居住スペースを削ることなく収納場所を増やすことができる点です。
賃貸物件の場合、収納場所が限られているケースも多いですが、床下収納なら広くスペースをとっても邪魔になりません。
また、床下収納なら、生活感が出やすい日用品なども人目につかずに収納できます。
さらに、床下や天井裏などに異常が生じていないかを確認する点検口として使える点も、床下収納のメリットだと言えるでしょう。
床下収納は便利な設備ですが、デメリットもあります。
床下収納はフタや取っ手がついているため、床との間に段差ができ、人によってはつまずきやすくなります。
また、隙間にホコリが溜まりやすいため、こまめな手入れが必要です。
さらに、床下は外気の影響を受けやすいため、温度や湿度が季節によって変化します。
床下収納を使用する場合は、影響を受けにくい日用品を収納することをおすすめします。
床下収納の構造上、立ったまま物を出し入れできないため、頻繁に使用すると体に負担がかかるかもしれません。
賃貸物件の床下収納の活用方法とは?
床下収納は「頻繫に使わないもの」「長期保存できるもの」の収納に活用しましょう。
食品の場合は醤油や味噌など、長期保存ができるもののストックに活用すると良いでしょう。
ほとんど使わない調理器具をしまっておくのもおすすめです。
また、災害時に必要な缶詰やレトルト食品などの防災グッズを保存する場所としても適しています。
ただし、取り出す際に重すぎるものを保存するのは避けましょう。
床下収納の効果的なカビ対策とお手入れ方法
床下収納は湿度が高く汚れやカビが発生しやすいため、定期的な対策が必要です。
定期的に扉を開けて換気をし、食品を収納している場合には賞味期限チェックもおこなうと良いでしょう。
また、余裕のある量を心がけ、7~8分目程度に抑えて収納しましょう。
詰め込みすぎると目が行き届かないため、取り出しやすいよう整理整頓することも大切です。
定期的な手入れにくわえ、年に1度は収納しているものを出し、拭き掃除をすることをおすすめします。
汚れを落とした後、75%以上の消毒用エタノール(100%は不可)500mlに対し、塩化ベンザルコニウム(10%濃度)を20ml混ぜた液をスプレーボトルで吹きかけておくと、カビが発生しにくくなります。
消毒用エタノールと塩化ベンザルコニウムは、どちらもドラッグストアで手に入ります。
まとめ
床下収納があると、場所を取らずに収納スペースを増やすことができます。
しかし、活用方法を知らずにいると、人によっては「結局使わなかった」ということになるかもしれません。
床下収納のある賃貸物件を検討している方は、今回ご紹介した内容をぜひ参考にしてくださいね。
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