賃貸物件を探している際、「フリーレント」という言葉を最近よく目にします。
「フリーレントの物件とは何？」と疑問に思う方や、「詳しく知りたい」と興味をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、賃貸物件への入居、または転居を検討している方に向けて、フリーレントの物件についてご説明します。
フリーレントの賃貸物件とは？どんな仕組みなの？
フリーレントを英語で表すと、フリーは「free（無料）」、レントは「rent（賃貸する）」を意味します。
そのまま日本語に訳すと、フリーレントの物件とは、「家賃が無料の物件」のことなのですが、ずっと無料ではありません。
フリーレントとは、一定期間の家賃を無料にする賃貸契約のことなのです。
無料期間は、たとえば入居して最初の2週間や、長い物件ですと3か月など、物件によって違いますが、1か月間で設定しているものが多いようですね。
入居して無料期間が終了したら、通常の家賃を支払い、そのまま住むことになります。
フリーレントで契約する賃貸物件があるのはなぜ？大家さんのメリットとは？
一定期間とはいえ、家賃を無料にすれば大家さんの収入が減ります。
大家さんにとってはデメリットになるにもかかわらず、なぜフリーレントにして、物件を貸すのでしょうか。
その理由は「空室をつくらないため」です。
入居者を集めるために家賃を下げるのも方法の一つですが、一度下げると価値も下がるので、大家さんは家賃を下げたくありません。
それよりも無料期間を設けて入居してもらえば、空室をつくることなく、そのあとの見通しもたつので、大家さんにとってはメリットになるのです。
たくさんある物件のなかで、ほかの物件と差をつけ選んでもらうための、いわば戦略の一つですね。
フリーレントの賃貸物件でも初期費用はかかる？
賃貸物件を契約する際には、初期費用としてまとまったお金を準備する必要がありますが、フリーレントの物件の場合はどうなのでしょうか。
たとえば現在賃貸物件に暮らしている方が、引越し先の部屋もキープしようと思うと、両方の家賃が必要ですよね。
フリーレントの場合は二重に家賃が発生することはないので初期費用を抑えられますよ。
しかし、敷金・礼金・仲介手数料などの初期費用は、一般的な物件の契約時のように支払う必要があります。
また無料になるのは家賃のみで、共益費や管理費は支払わなければならないケースが多いので注意してください。
まとめ
今回は、フリーレントの賃貸物件とは何か、またなぜそのような仕組みがあるのかについて解説しました。
初期費用については、家賃以外のものは一般的な契約のようにかかりますが、部屋をキープするために家賃を支払う負担はありません。
引越しの日程も余裕を持って決められるので、賃貸物件への入居や転居をお考えの方は、フリーレントの物件を検討してみてはいかがでしょうか。
私たちスタイルホーム株式会社 豊橋店は、豊橋市の物件を中心に取り扱っております。
不動産に関するご相談は何でも承っておりますので、お気軽にご相談ください！
住まいをお探しの方はこちらをクリック↓
